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  • 18年5月のお茶会

    中國茶倶樂部

    月例お茶会のお知らせ

     怒濤の新茶シーズンは続きます。第3弾は黄茶と緑茶。黄茶は月例お茶会でお淹れするのも今回が3回目という珍しいお茶です。緑茶は今年は例年に比べてお淹れする機会が多いかもしれません。いずれも春の研修旅行で訪れた四川省雅安市名山県にある蒙頂山(あるいは蒙山。「蒙頂山」は蒙山の頂の意とか)を産地とする、蒙頂黄芽(黄茶)と蒙頂甘露(緑茶)です。

     黄茶は「微後発酵茶」に分類され、生葉の老若と芽葉の大小に基づき、黄芽茶、黄小茶、黄大茶の3種類あります。「悶黄」(湿熱あるいは乾熱状態に置き、部分酸化を促す。一般的には揉捻後に茶葉を紙で包むか積み上げ、湿った布で覆う方法が採られる)と呼ばれる独特の工程を経てつくられるため、「黄葉黄湯」(黄色い葉、黄色い水色)という特徴を呈します。製法としては緑茶に次いで登場する歴史の古いお茶ですが、時代によって黄茶の概念は異なり、現在の蒙頂黄芽は1959年からつくられているお茶となります。

     蒙頂山におけるお茶の栽培は前漢(202 B.C.〜8A.D.)まで遡り、「茶栽培発祥の地」といわれ、現在でも呉理真によって最初に植えられたとされる7株の茶樹が残っています。のち南宋(1127〜1279)淳煕13年(1186)に孝宗皇帝から「甘露祖師」の封合を受けます。「甘露」のいわれは、『茶経』にあるように茶が甘露に匹敵するためとも、呉理真が初めて茶を植えたのが前漢甘露元年(53 B.C.)だからとも。雅安市にはその功績を讃えて「呉理真記念広場」もあります。蒙頂甘露はその名を受け継ぎ、宋代に起源を発するお茶です。

     三国志の世界でもあり、パンダの郷でもあり、茶馬古道(茶と馬の交易ルート)の要衝でもある四川のお茶をお楽しみください。

     月例お茶会の出席方法は下記の通り先着順ですが、入会・受講希望の方が単独でお越しになったり、会員の方とご同伴されたりする場合には、メールや電話による事前予約を承ります。

    時間:2018年5月25日(金)

       朝の部 10:00 11:00

       昼の部 14:00 15:00 16:00

       晩の部 19:00

     ※1回あたりの定員は、お越しになった順に9名です。なお、当日10:00よりお茶室にて、11:00以降の回のご予約も受け付けます。19:00の回はご予約不要ですが、参加される場合には、17:00までにご連絡ください。なお、10名以上になりますと、美味しくお茶が淹れられません。お時間にご制約のございます方は、余裕を持ってお越しください。

    会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.

       A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,

       Causeway Bay, Hong Kong

       Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk

     ※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。

    料金:中國茶倶樂部会員 無料

            非会員 HK$150-

    中國茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人


  • 18年4月のお茶会

    中國茶倶樂部

    月例お茶会のお知らせ

     怒濤の新茶シーズン到来、シリーズ第2弾も緑茶です。今回は2種類をご用意いたしました。

     ひとつは日照緑茶。中国のお茶の栽培地としては北限といわれる山東省の日照市が産地です。栽培が始まったのは、比較的新しく、1966年からです。品種は本来の産地である南方から移植した黄山群体種(黄山は安徽省歙県にある。群体種とは交雑種のこと)、龍井43号(品種の名前)、福鼎大白種(福建省福鼎市の太姥山が原産)、鳩坑(浙江省淳安県の地名)の中小葉種から選抜。形状はまるくよじれた碧螺春タイプと、ぺちゃんこの龍井タイプとふたつあります。無農薬有機栽培を推進しており、全量が中国の「緑色食品」の認証を、また、東港区巨峰鎮産のものはEUの「C.C.P.A.E.」の認証も、得ています。

     もうひとつは日本の煎茶。静岡県島田市にある茶舗“お茶のさすき園”の“春恋”と名付けられたお茶です。産地は牧之原、時期は4月初旬、手摘み、品種は早生の「さえみどり」(♀=やぶきた、♂=あさつゆ。あさつゆは天然の玉露といわれる)。添付の解説にいわく「春の恋のような幸せな気分に浸っていただければ」と……。なお、中國茶倶樂部なのに日本茶?——と思われるかもしれませんが、美味しいお茶であれば、どんなお茶でもいただきます(最近、“香港 茶 倶樂部”に名称を変更しようかな、と思っております)。

     というわけで、中国と日本、2種類の緑茶をどうぞ。お楽しみいただければ幸いです。

     月例お茶会の出席方法は下記の通り先着順ですが、入会・受講希望の方が単独でお越しになったり、会員の方とご同伴されたりする場合には、メールや電話による事前予約を承ります。

    時間:2018年4月27日(金)

       朝の部 10:00 11:00

       昼の部 14:00 15:00 16:00

       晩の部 19:00

     ※1回あたりの定員は、お越しになった順に9名です。なお、当日10:00よりお茶室にて、11:00以降の回のご予約も受け付けます。19:00の回はご予約不要ですが、参加される場合には、17:00までにご連絡ください。なお、10名以上になりますと、美味しくお茶が淹れられません。お時間にご制約のございます方は、余裕を持ってお越しください。

    会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.

       A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,

       Causeway Bay, Hong Kong

       Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk

     ※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。

    料金:中國茶倶樂部会員 無料

            非会員 HK$150-

    中國茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人


  • 18年3月のお茶会

    中國茶倶樂部

    月例お茶会のお知らせ

     「寒の戻り」を経つつ、ようやく本格的な春を迎えようとしています。いよいよ怒濤の新茶シーズンの到来です。

     第一弾として龍井をお淹れいたします。優しく軽やか爽やかでありながら、同時に萌芽の力強さをも併せ持つ、お茶の基本である緑茶をお楽しみください。

     そして、もうひとつ、最後の冬茶となるであろう東方美人をお淹れいたします。2017年冬茶品評会で「優良奬」を獲得した、台湾の新竹にある「徐耀良茶園」の産品です。そもそも東方美人に冬茶があるなんて知りませんでした。同茶園の徐維伸氏によれば、春茶は5月20日〜6月20日、冬茶は10月15日〜11月30日につくられるとのこと。しかも、近年では気候から冬茶のほうが美味しいといいます。もちろん、ウンカによる蜜香を呈するオーガニックです。春茶とは異なる、初めての冬茶の東方美人も、お楽しみください。

     月例お茶会の出席方法は下記の通り先着順ですが、入会・受講希望の方が単独でお越しになったり、会員の方とご同伴されたりする場合には、メールや電話による事前予約を承ります。

    時間:2018年3月23日(金)

       朝の部 10:00 11:00

       昼の部 14:00 15:00 16:00

       晩の部 19:00

     ※1回あたりの定員は、お越しになった順に9名です。なお、当日10:00よりお茶室にて、11:00以降の回のご予約も受け付けます。19:00の回はご予約不要ですが、参加される場合には、17:00までにご連絡ください。なお、10名以上になりますと、美味しくお茶が淹れられません。お時間にご制約のございます方は、余裕を持ってお越しください。

    会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.

       A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,

       Causeway Bay, Hong Kong

       Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk

     ※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。

    料金:中國茶倶樂部会員 無料

            非会員 HK$150-

    中國茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人


  • 18年2月のお茶会

    中國茶倶樂部

    月例お茶会のお知らせ

     旧正月休みも明け、早くも今年2回目のお茶会となりました。ということは、今年もあと10箇月を残すのみ。毎回すべきことはただひとつ。美味しいお茶を美味しく淹れること。

     今月お淹れするお茶は文山包種、2017年冬茶品評会の頭等奬(一等賞)-6です。台湾烏龍が続きますが、いまシーズン真っ盛りですから。

     私の個人的なイメージですが、文山包種は白い花の香りです。冬茶は“水仙”のよう、春茶は“梔子”のよう。冬茶と冬の花、春茶と夏の花——対応していることに気づきました。

     改めて調べてみました。出典は『英語イメージ辞典』(赤父祖哲二編/三省堂)および『中国シンボル・イメージ図典』(王敏、梅本重一編/東京堂)。

     水仙:原産:スペイン、ポルトガル、アフリカ。花期は12〜4月。ギリシャ神話に、美少年ナルキッソスが水面に映った自分の姿に恋をして死んだ後に水仙になった、とある。だから、英語でNarcissus。中国では「天に天仙、地に地仙、水に水仙」といわれ、仙人・仙女のイメージ。明代(1368〜1644)に李時珍が『本草綱目』で「水辺に咲く」と書いているのは、ギリシャ神話の影響か。

     梔子:原産:インド、ベトナム、中国。花期は6〜7月。果実は黄色の染料。乾燥したものは漢方の薬剤で、解熱・鎮痛・消炎・止血・利尿・抗菌などの効能あり。熟しても実が開くことがないため、誠実の象徴とされる。

     まあ、何はともあれ、お召し上がりのうえ、お楽しみください。

     月例お茶会の出席方法は下記の通り先着順ですが、入会・受講希望の方が単独でお越しになったり、会員の方とご同伴されたりする場合には、メールや電話による事前予約を承ります。

    時間:2018年2月23日(金)

       朝の部 10:00 11:00

       昼の部 14:00 15:00 16:00

       晩の部 19:00

     ※1回あたりの定員は、お越しになった順に9名です。なお、当日10:00よりお茶室にて、11:00以降の回のご予約も受け付けます。19:00の回はご予約不要ですが、参加される場合には、17:00までにご連絡ください。なお、10名以上になりますと、美味しくお茶が淹れられません。お時間にご制約のございます方は、余裕を持ってお越しください。

    会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.

       A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,

       Causeway Bay, Hong Kong

       Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk

     ※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。

    料金:中國茶倶樂部会員 無料

            非会員 HK$150-

    中國茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人


  • 18年1月のお茶会

    中國茶倶樂部

    月例お茶会のお知らせ

     2018年最初の月例お茶会です。今年も早くもひと月が経とうとしているわけです。この間いったい何をして過ごしてきたのだろうかと思われる方、充実した1年にするためには、まだ立て直しが可能です。

     ちなみに、私は『蜜蜂と遠雷』を読んだということだけで、充実感が得られたような気がいたします。

     さて、お淹れするお茶は、台湾烏龍(今シーズンの冬茶)です。毎度お馴染み鴻餘茶莊の全6種類(大禹嶺・福寿山・梨山・杉林渓・合歓山・阿里山)の中から、毎回2種類ずつお召し上がりいただきます。

     初心者の方はそれぞれの違いを、上級者の方は今季の出来を、ご確認しつつ、お楽しみください。

     月例お茶会の出席方法は下記の通り先着順ですが、入会・受講希望の方が単独でお越しになったり、会員の方とご同伴されたりする場合には、メールや電話による事前予約を承ります。

    時間:2018年1月26日(金)

       朝の部 10:00 11:00

       昼の部 14:00 15:00 16:00

       晩の部 19:00

     ※1回あたりの定員は、お越しになった順に9名です。なお、当日10:00よりお茶室にて、11:00以降の回のご予約も受け付けます。19:00の回はご予約不要ですが、参加される場合には、17:00までにご連絡ください。なお、10名以上になりますと、美味しくお茶が淹れられません。お時間にご制約のございます方は、余裕を持ってお越しください。

    会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.

       A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,

       Causeway Bay, Hong Kong

       Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk

     ※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。

    料金:中國茶倶樂部会員 無料

            非会員 HK$150-

    中國茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人