中國茶倶樂部
月例お茶会のお知らせ
怒濤の新茶シーズン到来、シリーズ第2弾も緑茶です。今回は2種類をご用意いたしました。
ひとつは日照緑茶。中国のお茶の栽培地としては北限といわれる山東省の日照市が産地です。栽培が始まったのは、比較的新しく、1966年からです。品種は本来の産地である南方から移植した黄山群体種(黄山は安徽省歙県にある。群体種とは交雑種のこと)、龍井43号(品種の名前)、福鼎大白種(福建省福鼎市の太姥山が原産)、鳩坑(浙江省淳安県の地名)の中小葉種から選抜。形状はまるくよじれた碧螺春タイプと、ぺちゃんこの龍井タイプとふたつあります。無農薬有機栽培を推進しており、全量が中国の「緑色食品」の認証を、また、東港区巨峰鎮産のものはEUの「C.C.P.A.E.」の認証も、得ています。
もうひとつは日本の煎茶。静岡県島田市にある茶舗“お茶のさすき園”の“春恋”と名付けられたお茶です。産地は牧之原、時期は4月初旬、手摘み、品種は早生の「さえみどり」(♀=やぶきた、♂=あさつゆ。あさつゆは天然の玉露といわれる)。添付の解説にいわく「春の恋のような幸せな気分に浸っていただければ」と……。なお、中國茶倶樂部なのに日本茶?——と思われるかもしれませんが、美味しいお茶であれば、どんなお茶でもいただきます(最近、“香港 茶 倶樂部”に名称を変更しようかな、と思っております)。
というわけで、中国と日本、2種類の緑茶をどうぞ。お楽しみいただければ幸いです。
月例お茶会の出席方法は下記の通り先着順ですが、入会・受講希望の方が単独でお越しになったり、会員の方とご同伴されたりする場合には、メールや電話による事前予約を承ります。
時間:2018年4月27日(金)
朝の部 10:00 11:00
昼の部 14:00 15:00 16:00
晩の部 19:00
※1回あたりの定員は、お越しになった順に9名です。なお、当日10:00よりお茶室にて、11:00以降の回のご予約も受け付けます。19:00の回はご予約不要ですが、参加される場合には、17:00までにご連絡ください。なお、10名以上になりますと、美味しくお茶が淹れられません。お時間にご制約のございます方は、余裕を持ってお越しください。
会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.
A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,
Causeway Bay, Hong Kong
Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk
※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。
料金:中國茶倶樂部会員 無料
非会員 HK$150-
中國茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人