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  • 14年11月4日

    今回はとりあえず各種「特別講座」の日程のみ。

    ★各種「特別講座」の日程

    ●官能審査

     官能審査とは、人間の感覚器官(五感)による審査のことです。目的は、そのお茶の持つ良いところも悪いところも、いっさいがっさい丸裸にすること。そうして得られたデータに基づき、悪いところを目立たなく、良いところを引き立てて淹れれば、より美味しく喫めるということです。

     烏龍・鉄観音編では大陸烏龍、台湾烏龍、大陸鉄観音、台湾鉄観音の4種類について、岩茶・単叢編では岩茶と単叢について、それぞれ見た目の違い、味と香りの違いを見分け・聞き分けられるようにすることも目指します。

     ▶烏龍・鉄観音編

      日 程

       第1講:11月11日(火)14:00〜16:00

       第2講:11月18日(火)14:00〜16:00

      受講料

       会 員:HK$300-

       非会員:HK$400-

     ▶岩茶・単叢編

      日 程

       第1講:11月27日(木)10:00〜12:00

       第2講:12月04日(木)10:00〜12:00

      受講料

       会 員:HK$300-

       非会員:HK$400-

    ※烏龍・鉄観音編と岩茶・単叢編の両方を受講の場合

      会 員:HK$500-

      非会員:HK$700-

    ※お申し込み締切は開講日の前日。恐縮ながら当日のキャンセルは全額を申し受けます。定員は9名。

    ●日本茶試飲会

     中國茶倶樂部ですが、日本茶の美味しさも紹介いたします。全国各地の蒸し製、釜煎り製、玉緑茶、煎茶、かぶせ茶、荒茶、熟成茶など、いろいろお楽しみください。八女の「青ウーロン茶」(待望のリーフティーで登場!!)もあわせてどうぞ。

     下記10種からお淹れできるだけお淹れする予定です。

    1.武蔵香:産地は静岡県富士市。非売品。埼玉で育成、1997年に「むさしかおり」(茶農林46号)として農林登録。「やぶきた」×「27F1-73」(「さやまみどり」×台湾種「硬枝紅心」実生)。「やぶきた」の旨味と「硬枝紅心」の持つ包種茶系の香り。

    2.黄金みどり:産地は静岡県静岡市。静岡県「ふじのくに 山のお茶100選」入選茶。新芽が黄金色。

    3.落合楼のぐり茶(荒茶):玉緑茶。産地は静岡県伊東市。

    4.薫る夢わかば(釜炒り製・蒸し製):産地は埼玉県日高市。2006年に「ゆめわかば」(茶農林53号)として農林登録。「やぶきた」×「埼玉9号」。全国品評会入賞。甘いバニラの香り。

    5.限定煎茶:産地は三重県松阪市。神宮司庁御用達銘茶。

    6.かぶせ茶:産地は三重県多気郡。

    7.熊野釜炒り茶:産地は和歌山県田辺市請川。

    8.高原の雫 和(玉緑茶):産地は長崎県東彼杵郡。第42回農林水産祭 内閣総理大臣賞受賞。

    9.熟成 釜炒り茶:産地は静岡県静岡市。限定10kg生産。

    10.和製 青ウーロン茶 Hoshino Blue Tea:産地は福岡県八女市。

     日 程

      第Ⅰ期

       第1講:11月26日(水)14:00〜16:00

       第2講:12月03日(水)14:00〜16:00

      第Ⅱ期

       第1講:12月08日(月)10:00〜12:00

       第2講:12月22日(月)10:00〜12:00

    ※第Ⅰ期、第Ⅱ期とも内容は同じです。第1講と第2講の組み合わせが第Ⅰ期と第Ⅱ期にまたがってもかまいません(例えば第1講を第Ⅰ期に、第2講を第Ⅱ期に出席するなど)。

     受講料

      会 員:HK$300-

      非会員:HK$400-

    ※お申し込み締切は開講日の前日。恐縮ながら当日のキャンセルは全額を申し受けます。定員は9名。

    ●紅茶試飲会

     再び中國茶倶樂部ですが、紅茶の美味しさも紹介いたします。

     ダージリンの喫み比べ2本立てです。

     ひとつは同じマカイバリ茶園の「春茶/ファーストフラッシュ」「夏茶/セカンドフラッシュ」「秋茶/オータムナル」を喫み比べてみます。

     もうひとつは同じ「春茶/ファーストフラッシュ」をマカイバリ、マーガレッツホープ、キャッスルトン、ギダパールの茶園ごとに喫み比べてみます。

     そのほかアッサム、ネパール、スリランカの紅茶もお淹れする予定です。

     日 程

      第1講:12月10日(水)14:00〜16:00

      第2講:12月24日(水)14:00〜16:00

     受講料

      会 員:HK$300-

      非会員:HK$400-

    ※お申し込み締切は開講日の前日。恐縮ながら当日のキャンセルは全額を申し受けます。定員は9名。

    ※複数の講座を受講される場合には割引がございます。


  • 14年10月3日

    感じること、考えること、伝えたいこと。

     かつて「季節は螺旋を描き、巡るようで巡らず、変わらぬようで変わる——まるでDNAの構造のごとく」と書いたことがあります。ところが、その螺旋はやはりDNAのごとく、稀にねじれが生じるようです。交わるはずのない過去と現在がほんの一瞬、重なったことから、人生の半分の時間を怒濤のように埋め尽くす邂逅が、待ち受けていたのです。その莫大な質量(エネルギー)を受け止めるには、キャパシティーが限界を超えそうです……

    ★各種日程

     日本のお茶会

      中部支部:10月14日(火)

      関東支部:10月16日(木)〜18日(土)

     ※10月12日(日)〜19日(日)の授業は休講となりますので、くれぐれもご注意ください。

     研修旅行

      日程:11月20日(木)〜23日(日)

      場所:雲南省西双版納

     ※紆余曲折の末、上記の通り決定いたしました。ご迷惑おかけいたしましたことをお詫び申し上げます。

    ★新規初級コース開講決定!

    (火)10:00~12:00 10月7日から

    ※ご興味ございます方はお気軽にお問い合わせください。

     補講がお残りの方もお振り替えください。

    ★新規初級コース受講生募集中!

    (火)14:00~16:00 いつからでも開講できます。

    (木)14:00~16:00 いつからでも開講できます。

    (水)14:00~16:00 11月26日以降から開講できます。

    ※定員になりしだい開講いたします。

     ご興味ございます方はお気軽にお問い合わせください。

    ★我愛香港

     “佔領中環(佔中)/occupy central”——香港が闘っています。「普通選挙」を求めて。相手は中国政府です。香港のトップである行政長官を選出する2017年の選挙法について、中国政府が8月に決めた内実が、どう見ても「普通」ではないから。中国政府の息のかかった指名委員会が認めた者のみ立候補できる、ということは民主派は行政長官になれないということ。

     その闘い方は平和的で秩序正しいものです。銅鑼灣でも学生たちが抗議の座り込みを続けているので、私もときどき足を運んでいます。カンパや差し入れで賄われた水、食料、身の回り品(冷えピタとか、マスクとか)が山積みに管理され、医療班もいます。これからどうなるかはわからないものの、彼らを見ていると、愛おしさを感じるとともに、香港の将来に一筋の光明が差し込んできた気がします。

     とはいえ、学生の授業ボイコット(9月22日〜)から始まり、金鐘を占拠してから10月3日で6日目。自然結集した(中国やロシアがアメリカ陰謀説を唱えていますが)学生、民主派団体、一般市民などの間の微妙な意見の違いも表れ出し、また、主要道路が封鎖されていることから休業せざるをえない商店の不満も高まっています。

     こういうときに怖いのは、どこの国でもそうですが、権力側の常套手段として、鎮圧の口実のために、わざと騒ぎを起こす分子を送り込むこと。1989年に香港ではありますが「6.4天安門事件」を経験しており、そのときの空気と同じ感覚が甦ってくるのです。

     ただ、当時と場所も状況も異なりますし、いくら9月28日の端から催涙弾をぶっ放す香港警察とはいえ(あるいは万が一の解放軍とはいえ)、あの再現はないと思う……ないと思いたい……

     私の考えが後退したわけではなく、思い起こすことがあります。それは実際に中国も変わってきたし、変わっていくのもまた確かということです。10数年、ケータイにカメラ機能が付いた頃、中国入国の際に没収されていたこともありました。現在では嘘のような話ですが(ちなみに、羅湖での入国審査でスウォッチもスパイ時計と疑われて没収された知人がいます)。それどころか、なぜ社会主義国家なのに世界の長者番付にランクインするほどの金持ちが何人もいるのか、という問題を考えただけでもわかると思います(その良し悪しは別ながら)。改革開放政策が始まった(1978年〜)直後の北京で過ごした身には信じられません。人々の生活は質素過ぎでしたから。まあ、若者たちからは、そんな悠長に待っていられない、と反論されるでしょうが……

    ★「従軍慰安婦」の歴史と政治

     このところ“誤報”が日本を騒がせていますが、遅きに失したとしても“訂正”するのは、しないよりもずっとよいのでは。それに、そもそも朝日新聞の「誤報訂正」問題については、「吉田証言」がでたらめだっただけなのに、日本政府とその御用マスコミによる意図的な本質のすりかえ(「従軍慰安婦」そのものがでたらめだったとする)が行なわれており、そのほうがよっぽど問題だと思います。

     そもそも、なぜ、勉強も研究もしていない政治家(政治屋)が歴史を語るのでしょうか。せいぜいたいした研究業績もない御用学者の受け売りでしかないのに。そういう空っぽ頭の政治家(政治屋)の空言に、うっかりでもひっかからないようにしないと。

     下記に挙げた参考サイトの本文はお読みになった各自でご判断ください。

    1.朝日新聞の誤報訂正における問題の本質、「吉田証言」がでたらめだっただけで、「従軍慰安婦」そのものがでたらめだったわけではない、という点について:

    参考:

     ●弁護士 猪野 亨のブログ〈従軍慰安婦問題 朝日の訂正記事に小躍りする右翼勢力の醜態〉→  http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-1112.html

     ●〈国際社会から信用失うのはネオナチと親和性高い安倍政権や読売・産経等のヘイトスピーチの方〉

    → http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20140913-00039066/

    2.朝日新聞の誤報訂正に関する問題点について:

    参考:

     ●GoHoo | マスコミ誤報検証・報道被害救済サイト〈「誤報の危機管理」に失敗した朝日新聞 挽回へのビジョンを示せるか〉→ http://gohoo.org/column/140828/

     ●LITERA〈朝日謝罪会見でハシャぐ読売、産経の“トンデモ誤報”集〉→ http://lite-ra.com/2014/09/post-454.html

     ●LITERA/Finance GreenWatch〈中曽根元首相が「土人女を集め慰安所開設」! 防衛省に戦時記録が〉→ http://lite-ra.com/2014/08/post-413.html あるいは http://financegreenwatch.org/jp/?p=46372

     ●LITERA〈「女の耐久度」チェックも! 産経新聞の総帥が語っていた軍の慰安所作り〉→ http://lite-ra.com/2014/09/post-440.html

     ●〈産經新聞社長と中曽根元首相が慰安所づくり自慢「女の耐久度、どこの女がいい悪い、3千人のための慰安所〉→ http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20140909-00038966/

    3.朝鮮人(北朝鮮と韓国を合わせて)・中国人(台湾人)以外の、オランダ人従軍慰安婦について:

    参考:

     ●デジタル記念館/慰安婦問題とアジア女性基金 〈慰安婦にされた女性たち—オランダ〉→ http://www.awf.or.jp/1/netherlands.html

     ●〈日本占領下オランダ領東インドにおけるオランダ人女性に対する強制売春に関するオランダ政府所蔵文書調査報告〉→ http://www.awf.or.jp/pdf/0205.pdf

    4.アメリカの「従軍慰安婦像」撤去裁判について:

    参考:

     ●日経ビジネスオンライン〈慰安婦像の撤去を求める米裁判に黄信号 原告は四面楚歌、アジア系法曹界が挙って提訴に反対〉→ http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140602/265952/

     ●『週刊金曜日』2014年8月29日号〈米国・グレンデール市「慰安婦」碑の撤去めぐり 連邦地裁が原告の訴えを棄却〉

    本文:

     米国カリフォルニア州在住の日本人や新一世移民らが同州グレンデール市に設置された「慰安婦」碑の撤去を求めていた裁判で、8月4日、連邦地裁は原告の訴えを棄却する判決を下した。

     「慰安婦」碑はグレンデール市議会の決議によって昨年7月に市立図書館前の公園に建てられた。除幕式には日系人団体の代表者も招かれ、1980年代に米国政府が第二次世界大戦中の日系人捕虜収容政策について公式に謝罪し、生存者に補償金を支払ったことで日系人がどれだけ救われたかを語り、日本政府に対して「慰安婦」問題の解決を求めた。

     一方で、「新一世」(戦後、とくに80年代以降に渡米した日本育ちの移民)の中の保守的な人たちは、歴史教科書問題などで活動する藤岡信勝氏やヘイトグループ・在日特権を許さない市民の会(在特会)元副会長の山本優美子氏らと協力して「歴史の真実を求める世界連合(GAHT)を立ち上げ、碑の撤去を求める訴えを起こした。

     訴訟は、経済誌『フォーブス』が原告側の弁護士を厳しく批判する記事を書き、日系人弁護士会と韓国・朝鮮系弁護士会が連名で原告を非難する声明を出すなど、各方面の注目を集めた。また、原告側の弁護士事務所が途中で代理人を辞退するということも起きた。

     原告は、市による碑の設置が連邦政府の外交権限を侵害しており憲法違反である、と訴える戦術を取った。しかし判決は、市の行為が連邦政府の権限を侵害しているかどうか一私人にすぎない原告らが訴えを起こす権利はない、と事実上の門前払いの判断を下した。

     棄却自体は予想されていたとはいえ、「裁判の過程において歴史的な真実を公表し、いわゆる『従軍慰安婦』説の虚構を詳らかに」すると息巻いていたGAHTとしては、肝心の歴史論争をする間もなく門前払いされてしまったことは、大誤算だったかもしれない。(小山エミ FeND共同呼びかけ人)

    ★スポーツ観戦について

     すでに「ニュース」ではなく「オールズ」ですが、錦織の全米オープン準優勝から、まだ「ニュース」といえる韓国の仁川アジア大会まで、共通していえるのは、スポーツとは国家対抗ではなく、選手個人(もしくはチーム)対抗ではないかと。つまり、強い者が勝ち、弱い者が負ける、ということ。世界の頂点の選手はどちらが勝っても負けても、世界で最高の試合を見せます(まま世紀の凡戦もありますが)。それを観るのが楽しみなわけです。

     さきごろ引退を表明した中国の李娜選手(2011年に全仏で優勝、2014年に全豪で優勝)の名言:「私は国家のためにテニスをしているのではない」。

     社会主義国家の選手がこのような発言をするのは、相当な勇気が要ります。それなのに資本主義国家の観客が、安易に「国家のためにプレーする」ことを求めてはいけないでしょ。

     なお、錦織選手はグランドスラムで決勝に進出した「日本人初」ではありますが、「アジア人初」はマイケル・チャンです(1989年に全仏で優勝、1996年に全米で準優勝)。

     ちなみに、錦織選手を「アジア人初」とした媒体はいまだに“訂正”していません。


  • 14年8月4日

    夏期講習、開講中! 韓国トロット聴いて癒される。

     日本が、世界が、危うく愚かな方へ進んでいくなか、夏期講習は今年も例年同様、開講されています。やるべきことはやります。ひとつはお茶を究めること。もうひとつは危うく愚かな方へ進む日本、世界に立ち向かうこと。

     ……といいつつ、憂う余り、心は塞ぐ一方。唯一、癒されるのが、韓国トロット。憑かれたように聴いています。自分でも不思議です。なんで飽きないんだろうと。ただただ楽しそうなんだよね……だから、こちらも楽しくなれるんだろうな……。

     韓国トロットの何がよいのかと問われても、好みの問題なので困りますが、私にとっては、セサリア・エボラ、ナルシソ・イエペス、いきものがかり、アストロ・ピアソラ、ジョン・コルトレーン、八神純子、マウリツィオ・ポリーニなどと同列に聞こえるので。つまり、いずれも波長が合うというか“気”が通じるというか、しっくりくるという感じでしょうか。

     韓国トロットは日本では「韓国演歌」と呼ばれています。「トロット」とは英語の「trot」で、馬術で謂う「速足」のこと。次から次へと途切れなく歌が続いていくのが「速足」のようなのでらしい。では、なぜ「演歌」なのか。それは曲調が似ているから。確かに似ています。

     さて、ここから先は別に音楽に詳しいわけでもない私が、「付け焼き刃」的な知識に基づいて書くだけなので、あらかじめご了承のほど。

     曲調が似ているのはどちらも「ヨナ抜き」で作曲されているからです。「ヨナ抜き」とは「四七抜き」ともいい、西洋音楽の音階で謂う「四番目の“ファ”」と「七番目の“シ”」が抜けた、西洋音楽が入ってくる明治時代以前の音階のこと。日本のみならず、アジアに共通する「アジアの音階」です。そういえば、以前、九龍城のタイスーパーで買い集めたタイCD(今風の音楽)もよく似ていました。いわゆる「タイ演歌」でしょう。

     「演歌」というと、なにか一段、下に視られる気がするのですが、私は「アジアの音楽」として擁護いたします(日本の“耐える女”みたいなイメージはいただけませんが)。それに、「ヨナ抜き」というなら、きゃりーぱみゅぱみゅの『つけまつける』もAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』もそうですし。さらに、『蛍の光』がスコットランド民謡なのに、もともと日本の歌だったように定着したのも、「ヨナ抜き」だからではないかと思います(いまさら私がいうまでもなく)。

     また、韓国トロットで歌われる曲とKpopで歌われる曲には、被っているものがあります。なぜかはわかりませんが、同じ曲を複数のシンガーが歌っているのです。アレンジは違えど「ヨナ抜き」ですから。

     You Tubeで韓国トロットやらKpopやら片っ端から視聴していて(おかげでYou Tubeにアクセスするとお薦めはハングルばかり)驚きました。イベント会場などで韓国のおじさんおばさんは、韓国トロットはもちろん、Kpopでも、同じように踊り出すのです。ただただ楽しそうなんだよね……だから、こちらも楽しくなれるんだろうな……。


    ★夏期講習

     今年も夏期講習の時期がやって参りました。普段の授業ではできない内容がてんこ盛りです。予習に復習にブラッシュアップに、この機会をお見逃しなく。

     定員は各講座とも9名。

     お申込み締切は開講日の3日前。とはいえ、空きがあれば受講できますので、締切を過ぎてもお問い合わせになってみてください。

     恐縮ながら前日および当日のキャンセルは全額を申し受けます。

     複数の講座をお申込みの場合はその数に応じて割引いたします。

    ●日本茶試飲会(全2講)

     第1講では玉露5種の喫み比べを行ないます。玉露は生産量も少なく、日本人1人あたりの消費量も年間わずか数グラム、というお茶です。今回は1回で数年分の量をお召し上がりいただきます。京都の茶舗の3,000円〜20,000円/100gの商品をご用意いたしました。

     第2講では品種茶5種の喫み比べを行ないます。日本の茶園で栽培されるお茶の75%が「やぶきた」品種です。栽培のしやすさや安定した量と質が確保できるからなのですが、それ以外にも様々な個性を持つお茶があります。静岡の農家の山の息吹、春茗、摩利支、蒼風、香駿をご用意いたしました。

    日 程

     第1講:8月1日(金)14:00〜16:00

     第2講:8月8日(金)14:00〜16:00

    受講料

     全2講を受講の場合

      日本茶学習会受講生:HK$300-

             会員:HK$400-

            非会員:HK$500-

     どちらか1講のみ受講の場合

      日本茶学習会受講生:HK$200-

             会員:HK$300-

            非会員:HK$400-

    ●実際に焙煎してみよう!(全1講)

     今年初めて開講する講座です。焙煎機を使って実際に焙煎してみます。同じお茶が焙煎の違いにより、どのように味や香りが変わるのか。どんなお茶が変化が感じられやすいか。あるいは、湿気った茶葉を乾燥させることで、味や香りを少しでも甦らせることができるのか。気になる課題はまだまだあります。

    日 程

     8月5日(火)10:00〜12:00

     8月28日(木)10:00〜12:00

    受講料

      会員:HK$250-

     非会員:HK$350-

    ●官能審査(全3講)

     今年は大陸と台湾それぞれの鉄観音と烏龍あわせて全4種を使い、官能審査を体験します。官能審査とは、人間の五感によって、そのお茶の持つ長所と短所をすべて曝け出させ、そのお茶の特徴を把握しようというものです。特徴を把握したうえで淹れれば、当然美味しく喫めるというわけです。

    日 程

     第1講:8月7日(木)10:00〜12:00

     第2講:8月14日(木)10:00〜12:00

     第3講:8月21日(木)10:00〜12:00

    受講料

      会員:HK$450-

     非会員:HK$550-

    ※全3講で完結する講座ですが、どうしても2講だけとか1講だけとかしか受講できないという場合には、それぞれ会員:HK$350-・非会員:HK$450-、会員:HK$250-・非会員:HK$350-で受け付けます。

    ●緑茶から黒茶まで、喫みまくる(全3講)

     文字通り緑茶から黒茶まで6分類された中国茶を、片っ端から喫みまくります。6分類とはいえ、青茶だけでも岩茶、単叢、大陸烏龍、台湾烏龍、大陸鉄観音、台湾鉄観音の6種類ありますし、普洱も若いものもあれば古いものもありますし。これだけ一気に喫もうと思ったら、やはり夏期講習しかないでしょう。

    日 程

     第1講:8月12日(火)10:00〜12:00

     第2講:8月19日(火)10:00〜12:00

     第3講:8月26日(火)10:00〜12:00

    受講料

      会員:HK$450-

     非会員:HK$550-

    ※全3講で完結する講座ですが、どうしても2講だけとか1講だけとかしか受講できないという場合には、それぞれ会員:HK$350-・非会員:HK$450-、会員:HK$250-・非会員:HK$350-で受け付けます。

    ●香港国際茶展(Tea Fair)

     今年も楽しいTea Fairにご一緒いたしましょう。世界各地から様々なお茶が集まるので、お茶のトレンドがわかり、珍しいお茶や美味しいお茶が買えます。同時開催のFood Expoでのお買い物も楽しみです。

    日 程

     8月16日(土)

    ※待ち合わせ場所・時間は参加者の方にお知らせいたします。


  • 14年6月5日

    香港はすでに夏真っ盛り! なんだか今年は暑くなるのが早いような気が……

     暇なようで忙しく、忙しいようで暇な、というよりも、たんに時間の使い方がうまくないだけかも……

     というわけで、再びお知らせのみにて。

    ★6月の金曜日の研究会について
     以前より告知しておりました通り、6日が潮州1泊研修旅行のため、6月の金曜日の研究会は、13日と20日に変更となります。悪しからず。よろしくお願いいたします。

    ★日本茶試飲会

     中国茶のみならず日本茶も続々と新茶が到着しております。第一弾として、福岡・八女の星野製茶園、静岡・島田のさすき園、あわせて全5種類をお淹れいたします。初めて入手した予約のみの限定茶もございます。この機会をお見逃しなく、ぜひ、ご賞味のほど。

    日程

     6月12日(木)14:00〜16:00

    受講料

     会 員:HK$200-(日本茶学習会参加者はHK$120-)

     非会員:HK$300-

    ※お申し込み締切は開講日の前日。恐縮ながら当日のキャンセルは全額を申し受けます。定員は9名。

    ★新規初級コース受講生募集中!

    (水)14:00~16:00 6月18日から開講決定!

    ※ご興味ございます方はお気軽にお問い合わせください。

     補講がお残りの方もお振り替えください。

    (火)10:00~12:00 いつからでも可能

    (木)14:00~16:00 いつからでも可能

    ※定員になりしだい開講いたします。

     ご興味ございます方はお気軽にお問い合わせください。


  • 14年5月11日

    もうすぐ渾身の韓国研修旅行! その前にお知らせのみにて。

    ★特別講座「烏龍・鉄観音の違いを喫み比べる」

     いまどき突然ですが、夏期講習で毎度お馴染みの講座を開講いたします。それぞれ大陸と台湾の烏龍・鉄観音、合わせて4種類の見た目の違いや味と香りの違いを、実際に観て喫んで比べてみましょう。

    日程

     5月23日(金)第1講 10:00〜12:00 

     5月23日(金)第2講 14:00〜16:00

    受講料

     会 員:HK$300-

     非会員:HK$450-

    ※お申し込み締切は開講日の前日。恐縮ながら当日のキャンセルは全額を申し受けます。定員は9名。

    ★潮州1泊研修旅行
     単叢の産地、潮州を訪ね、古樹を観ます。時間があれば農家で製茶過程も見学する予定です。参加者数と交通手段によって費用も変わるので、詳細は改めて。

     ちなみに、片道半日かかります。宿泊代を合わせ、潮州まで路線バスか鉄道を利用し、現地で貸切バスを利用するとHK$1,500-前後、全行程を貸切バスにするとそれ以上になるものと思われます(1人部屋の場合、さらに割高になります)。

     日程は6月6日(金)、7日(土)です。

    ※ご参加の仮予約(手付金不要)をお受け付けいたします。5月24日(土)までにお申し込みください。

    ★新規初級コース受講生募集中!

    (火)10:00~12:00 いつからでも可能

    (水)14:00~16:00 いつからでも可能

    (木)14:00~16:00 いつからでも可能

    ※定員になりしだい開講いたします。

     ご興味ございます方はお気軽にお問い合わせください。

    ★警報について
     シグナル8あるいはブラックレイン警報が発令されている場合は、授業開始30分前までに解除されなければ、休講となります。
     初級〜教養クラスについては補講をいたします。研究会クラスについては特に補講は設けませんので、必要な方(とりわけ月1クラスの方)は各自で他のクラスにお振り替えください。