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22年10月のお茶会

香港茶倶樂部

月例お茶会のお知らせ

 あれ、まあ、もう10月もおしまいですよ。っていうことは、あと2箇月で2022年もおわるっていうこと……なんですが、“時”とはそんな区切りなどおかまいなしに果てしなく刻まれていくもの。果てしなく刻まれていく一方で、また、いつ区切りが訪れるかわからないわけで……だから、お茶を喫むことで“生”を感じるわけですよ。

 その“生”を感じるための今月のお茶は、英徳紅茶です。2種類ご用意いたしました。ひとつは「英紅九号」、もうひとつは「鴻雁十二号」。どちらも広東省農業科学院茶葉研究所の製品です。そもそも同研究所によって品種改良されたお茶です。「英紅九号」は1956年(59年とも)に雲南大葉種(滇紅をつくる品種「鳳慶」?)22株を移植し、当初は「英紅十七号」と呼んでいたものが、1964年に「英紅9号」と改称され、1985年に「英紅九号」と再改称されたもの。「鴻雁十二号」は1990〜2003年に鉄観音種の自然交配によってできた品種(鴻雁は同研究所の販売部門の社名)。なお、「英紅九号」は1963年に英国王室御用達茶に指定されています。

 以前は現地まで買いに行っておりましたが、かようなご時世ゆえ取り寄せました。久しぶりの「英紅九号」も、初めての「鴻雁十二号」も、狂おしいほど楽しみです。どちらも初めての方、ご期待ください。

 念の為、引き続き人数制限をさせていただきます。お手数ながら、何時の回に参加を希望されるか、第1希望と第2希望の時間を、あるいは、何時でも可という方はその旨を、前日(27日)までにお知らせくだされば幸いです。なお、よほどのことがない限り、くれぐれもドタキャンはお避けください。

 ご参加になるか否かは各自のご判断で。体調には万全を期してお越しください。そのほか、下記についても、よろしくご理解・ご協力のほど、重ねてお願い申し上げます。

 1.ご入室の際に検温と全身のアルコール消毒噴霧をさせていただきます。

 2.ご入室後の石鹸での手洗いはじっくりたっぷり時間をおかけいただきます。

 3.お召し上がりになるとき以外はマスク着用のこと。

 4.廊下やエレベータホールにおいてはおしゃべりをお控えください。

 「いつでも! お茶館をOPEN!」

 3種類のお茶をお淹れいたします。料金はHK$100-/2h.。要予約。ひとやすみに、おしゃべりに、ひまつぶしに、お気軽にご利用ください。お待ちしております。

 新規入会者・受講生を募集しております。口コミが頼りの香港茶倶樂部です。ぜひ、ご紹介ください。よろしくお願い申し上げます。

時間:2022年10月28日(金)

   午前の部 10:00 11:30

   午後の部 13:00 14:30 16:00

会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.

   A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,

   Causeway Bay, Hong Kong

   Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk

 ※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。

料金:香港茶倶樂部会員 無料

        非会員 HK$150-

香港茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人