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25年4月のお茶会

香港茶倶樂部

月例お茶会のお知らせ

早くも春から初夏へと移り変ろうとしています。今更ながら、温暖化が進んだ……というか、すっかり定着したようで。

さて、今月は新茶ではないものの、旬のお茶と珍しいお茶をご用意いたしました。前者は台湾の「橙茶」、後者は「黄茶」です。

「橙茶」とは、緑茶~黒茶の六大分類に新たに加わる7番目のお茶。台湾の行政機関「農業部茶及飲料作物改良場」(日本の独立行政法人農業技術研究機構「野菜茶業研究所」に相当)によれば、同改良場が2024年8月3日に正式発表した製茶方法で、特徴は省エネ、低炭素、風味の多様性とのこと(トランプとは真逆ですなあ)。

省エネ:機械摘み、重萎凋、不攪拌

低炭素:適度な炒青(殺青)・揉捻・成形、陰乾、殺青・乾燥時間を50%カット

風味の多様性:重萎凋によってまろやかでふくよかな風味を創出し、地方ごとの特色ある風味に調整できる。高温炒青(殺青)を控えめにして青味や雑味を飛ばし、揉捻を短時間に留めて滋味を増し、陰乾することで酸化発酵をコントロールして果実の香りを生み出し、かつ、風味を安定させる。実際の分析結果により、可溶性成分、アミノ酸、還元糖、ポニフェノールなどが白茶よりも多く、揮発性成分として花および果実の香りの化合物が顕著に含まれることが検証されている。

「橙茶」「黄茶」ともに台湾・高雄の哈娜谷自然生態山茶園の商品で、昨年10月の南投世界茶業博覧会を訪れた際に購入してきたもの。この2種類を各回交互にお淹れいたします。なお、あわせて鹿児島産「霧島烏龍茶」(品種は「かなやみどり」。有村製茶の商品)もお淹れいたします。いずれもレアなお茶です。お楽しみください。

ご注意!!

定員は各回とも先着順に8名様までとさせていただきます(いささか窮屈ながら、ご容赦ください)。ただし、当日直接お越しくだされば、午前の部であれ午後の部であれ、会員・非会員・飛び込み参加を問わず、9:45よりご予約を承ります。

また、VIP会員および18:30の回にご参加予定の方もご予約を承ります。VIP会員は前日までにメールあるいはラインにてご予約ください。18:30の回にご参加予定の方は同じくメールあるいはラインにて当日16:00までにその旨をお知らせください。

なお、新規入会・受講希望の方が単独でお越しになったり、会員の方とご同伴されたりする場合にも、メールあるいはラインによるご予約を承りますので、前日までにその旨をお知らせください。

「いつでも! お茶館をOPEN!」

3種類のお茶をお淹れいたします。料金はHK$150-/2h.。要予約。ひとやすみに、おしゃべりに、ひまつぶしに、お気軽にご利用ください。お待ちしております。

ただいま募集中!!

新規入会者・受講生を募集しております。口コミが頼りの香港茶倶樂部です。ぜひ、ご紹介ください。

時間:2025年4月25日(金)

午前の部 10:00 11:30

午後の部 13:30 15:00 16:30 18:30

会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.

A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,

Causeway Bay, Hong Kong

Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk

※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。

料金:香港茶倶樂部会員 無料

非会員 HK$150-

香港茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人