中國茶倶樂部
月例お茶会のお知らせ
今回は緑茶「陽羨雪芽」と紅茶「陽羨雪紅」をお淹れいたします。ふたつとも先週ミニ研修旅行で訪れた宜興(江蘇省)のお茶です。
宜興は言わずと知れた「紫砂茶壺」の産地、と同時に、現代ではあまり知名度が高くないようですが、元々お茶の産地でもあります。唐代には「陽羨茶」として、「紫笋茶」(浙江省湖州)「蒙頂茶」(四川省雅安)とともに“三大茶”に数えられ、皇帝への献上茶とされていたのです。
これらはもちろん緑茶ですが、後(明代〜清代)に紅茶が生まれると、宜興でも紅茶が生産され、陽羨紅茶あるいは宜興紅茶と呼ばれるようになります。ちなみに、「陽羨雪紅」は明らかに「陽羨雪芽」を基につくられたとわかる命名ですよね。
さて、というわけで、珍しい緑茶と紅茶を味わってみましょう。
月例お茶会の出席方法は下記の通り先着順ですが、入会・受講希望の方が単独でお越しになったり、会員の方とご同伴されたりする場合には、メールや電話による事前予約を承ります。
時間:2016年9月30日(金)
朝の部 10:00 11:00
昼の部 14:00 15:00 16:00
晩の部 19:00
※1回の定員は先着順に9名です。当日10:00より直接お茶室にてご予約を受け付けます。お友達の分もまとめてご予約可能です。新規受講生・入会希望者をご同伴される場合には、事前のご予約を受け付けます。19:00の回はご予約不要ですが、参加される場合には事前にご連絡ください。なお、10名以上になりますと、美味しくお茶が淹れられません。お時間にご制約のございます方は、余裕を持ってお越しください。
会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.
A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,
Causeway Bay, Hong Kong
Tel:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk
※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。
料金:中國茶倶樂部会員 無料
非会員 HK$150-
中國茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人