Archive for 6月, 2011

11年6月のお茶会

火曜日, 6月 21st, 2011

中國茶倶樂部

月例お茶会のお知らせ

 まだまだ続く新茶ラッシュ。時を経るとともに、出回るお茶も緑茶から青茶へと変わっていきます。いろいろ悩んだ結果、今月は台湾の高山烏龍を選びました。お馴染み台北の鴻餘茶莊から取り寄せたオーガニック茶葉です。大禹嶺、福寿山、奇莱山、梨山、杉林渓、合歓山の6種類から、大禹嶺+合歓山、福寿山+杉林渓、奇莱山+梨山の順で2種類ずつお淹れしていきます。果たして今シーズンの出来はいかに。おそらく香港らしい高温多湿の鬱陶しさを、その甘さと爽やかさで吹き飛ばしてくれることでしょう。山ごとの味と香りの違いを確かめつつ、お楽しみください。

 

時間:2011年6月24日(金)

   午前の部 10:00 11:00

   午後の部 14:00 15:00 16:00 19:00

 ※1回の定員は先着順に9名です。当日10:00より直接お茶室にてご予約を受け付けます。お友達の分もまとめて手続きされても結構です。19:00の回はご予約不要です。なお、10名以上になりますと、美味しくお茶が淹れられません。お時間に制約のございます方は、余裕を持ってお越しください。

 ※参考データ

   前月(5月):10:00=09人 11:00=02人 14:00=03人

15:00=05人 16:00=09人 19:00=02人

   昨年6月:10:00=05人 11:00=03人 12:00=05人 14:00=03人

15:00=07人 16:00=05人 18:00=05人 19:00=06人

 

会場:香港銅鑼灣百徳新街22-36號 珠城大廈10/F. A6.

   A6. 10/F. Pearl City Mansion, 22-36 Paterson Street,

   Causeway Bay, Hong Kong

   Tel&Fax:2577-8688 E-mail:kame@chineseteaclub.hk

 ※ビルの入口は記利佐治街(Great George Street)側です。

 

料金:中國茶倶樂部会員 無料

        非会員 HK$150-

 

中國茶倶樂部「龜僊人窟」主人 池谷直人

11年6月15日

水曜日, 6月 15th, 2011

パソコン完全復活!!

 

 長い間ご迷惑をおかけしており、申し訳ございませんでした。ようやくパソコンが完全復活いたしました。一時はどうなってしまうのか、どうすればよいのかと不安で心配で(スイッチを入れても立ち上がらないし、立ち上がってもいままで見たことのない画面が現れるし)。が、購入以来の大幅リノベーションにより、いったん本体からソフトを空にしてすべてインストールし直し、旧ソフトでつくったファイルを新ソフトで開けるように変換し、安堵。香港人の友人・知人のおかげです。感謝。

 

 さて、溜まったお知らせを一挙掲載です。

 

★新規初級コース受講生募集中!

(月)10:00~12:00 6月20日開講決定!

(木)10:00~12:00 定員になりしだい、いつからでも開講できます。

 ※ご興味ございます方はご遠慮なくお問い合わせください。

 

★紅茶試飲会

 マカイバリ茶園のダージリン2011年 First Flush(Silver Tips, DJ1, Vintage)、スリランカの2011年 First Flush(ヌワラエリア、ディンブラ、ウバ、キャンディ、ルフナ、J.テーラーズ)、それぞれの試飲会を行います。

 

 日程:

  ダージリン(2011年 First Flush×3種類)※+他茶園の数種類(新着)

   ・6月23日(木)10:00~12:00

  スリランカ(2011年 First Flush×6種類)

   ・6月30日(木)10:00~12:00

 

 費用:

  1回参加 会員=HK$120- 非会員=HK$160-

  2回参加 会員=HK$220- 非会員=HK$300-

 

※各コースとも定員9名です。参加ご希望の方は「ダージリン参加」か「スリランカ参加」か、あるいは「両方参加」かを明記のうえ、6月22日(水)までにお申し込みください。先着順とさせていただきます。

 

★注意! 深詐欺事件の顛末

 5月14日に私は深の茶葉世界で詐欺被害に遭いました。茶舗とはまったく関係ありません。犯人は日本語を話す中国人の男性でした。無視していたつもりだったにもかかわらず、何時間もかけて少しずつ間合いを詰められていたのでしょう。本来なら茶舗の店員さんに支払うべき代金を、自然の流れのようにそいつに渡していたのです。「あれっ?おかしいな」と気づいたときには、もう姿をくらましたあとでした。

 なぜ、渡してしまったのか? それが自分でもわからないのです。『記憶はウソをつく』(榎本博昭/祥伝社新書)という心理学の本に、「自分の行動や気持ちすべてに明確な理由などない」とありますが、まさにその通りでした。まんまと流れに引き込まれてしまった瞬間からおかしいと気づくまでの、ほんの数十秒間の意識が弛緩した隙を衝かれたのだと思います。

 香港ぐらし四半世紀で初めて狙われた事件でした。中だるみした気を引き締め直さなければ。980人民元の被害額もさることながら、それに優るとも劣らぬほど、犯人が日本語を話すという点が残念です(日本語を教えている立場から)。

 ちなみに、犯人が捕まる可能性は低いと知りつつ、中国の警察署内を覗き見でき、また、事情聴取を体験できる絶好のチャンスとばかり、被害届を出しました。感想を一言でいえば、ダラダラ感が漂う、緊張感の欠ける職場でした。おそらく民間工場のほうがまだキビキビ立ち働いているのではないでしょうか。

 というわけで、皆様もくれぐれもご注意を!